厚生労働省は3日、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」改定版のパンフレットを公表した。同パンフレットは、ガイドライン7月改訂版の解説、副業・兼業に関するモデル就業規則の規定、各種様式例をまとめている。
関連する裁判例、相談窓口・セミナーの案内等も掲載されている。
(ガイドライン7月改定版)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000962665.pdf
ポイント!
10/11付けの日本経済新聞のコラム「その副業、幸せですか?」は国の働き方改革推進の中で、副業のメリットばかりを注目する方向性に疑問を投げかける内容となっています。
コラムで取り上げられていた川上淳之教授(東洋大学)の研究まとめにある「企業の側は、従業員から副業の相談や申請があった場合、なぜ副業を持つのかという点についてしっかりコミュニケーションをとることで、自社に足りていない点や従業員の困りごとの把握に繋がります。」は企業の制度整備とともに忘れてはならないことだと思います。
https://www.jil.go.jp/event/ro_forum/20220125/houkoku/03_kicho.html