政府は 4月27日、男女共同参画会議を開催し、「女性版骨太の方針2023」の策定に向けた検討等について議論した。首相は議論を踏まえ、「女性版骨太の方針2023」の策定に向けた課題として、日本を代表する大手企業(プライム市場上場企業)の女性役員比率を2030年までに30%以上とするための数値目標の設定や行動計画の策定などにより女性登用の加速化を図ること、女性の正規雇用率が20代後半をピークに右肩下がりで低下していく「L字カーブ」の解消に向け、多様で柔軟な働き方の促進等により、非正規雇用の正規化を引き続き進めるとともに、女性のデジタル人材の育成等のリスキリングのための環境を整備すること、などをあげた。
https://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/siryo/pdf/ka69-s-1.pdf
ポイント!
Mではなく「L字カーブ」とは?と上記資料を読んでみましたところ、女性の正規雇用比率が30代から急激に(かつほぼ直線的に)下降する様子を指すようです。
「女性の所得向上・経済的自立に向けた取組の強化」が重要なテーマの一つとなっていますので、これを機会に「配偶者控除制度」の是非についての検討がより進むことを期待します。
少し古いですが、下記は2016年日本経済新聞電子版の記事です。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO08537550Z11C16A0TY5000/