●世界最下位を記録した韓国の出生率、その現状と政府の対応/JILPT<韓国>

今年5月、世界有数の富豪であり、Twitterの投稿が度々大きな話題になる、テスラCEOのイーロン・マスク氏のツイートが韓国に大きな反響を呼び起こした。「出生率が変わらなければ、3世代のうちに韓国の人口は現在の6%になり、大部分が60代以上の高齢者になるだろう」という内容だ。(JILPT調査部)

https://www.jil.go.jp/foreign/labor_system/2022/07/korea.html?mm=1791

ポイント!

歯止めがかからない日本の少子高齢化について、個人的には政策の遅れや不備あるいは日本社会特有の今も根強く残る性別役割分担意識に由来するものであり、日本が先進国の中で飛び抜けて劣等生だという認識を持っていました。が、これは誤りでした!
上記調査さらに内閣府の少子化対策白書を見ると2020年の東アジア(何故か中国がありません)の中で合計特殊出生率は日本が一番高く、今のところその他の欧米諸国においても少子化対策が上手くいっている国はありません。「日本それほど悪くないかも」と認識を改めました。

https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/index.html