●女性雇用 コロナの逆風 7カ月で87万人減、職種転換へ支援急務2020/9/6付日本経済新聞

女性の雇用に新型コロナウイルスの重荷がのしかかる。女性の多い宿泊や飲食、小売りなどの業種が打撃を受け、7カ月間で87万人の雇用が失われた。こうした業種の雇用回復には時間がかかる一方、高齢化社会やデジタル化を支える人材の引き合いは強い。

ポイント!
上記の記事は職種別男女別のグラフで、女性の雇用の悪化状況を分かり易く伝えています。
ところで、既に7月に同様の警鐘を鳴らすレポートがありましたのでご紹介します。
http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/pdf/macro/2020/naga20200710jyosei.pdf
いずれのレポートも、不況下での雇用縮小が非正規比率の高い女性労働者を直撃したことを挙げています。第一生命レポートでは、ここ10年ほど人手不足の充足を女性や高齢者を主とした非正規雇用者の大量採用に頼った危うい構造であったことも要因の一つとしており、もう一歩掘り下げている印象を受けました。