厚生労働省は10月28日、2019年3月に卒業した新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況を公表した。就職後3年以内の離職率は、新規高卒就職者35.9%(前年差1.0ポイント減)、新規大卒就職者31.5%(同0.3ポイント増)。
離職率の高い産業は、高卒就職者、大卒就職者ともに「宿泊業・飲食サービス業」
(高卒60.6%、大卒49.7%)など。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00005.html
ポイント!
少し古いですが、JILPTの「若年者のキャリアと企業による雇用管理の現状『平成30年若年者雇用実態調査』より」によると、若年正社員の早期離職のケースでは離職理由に「人間関係」や「仕事が合わなかった」を挙げる割合がより高いとのことです。
若者の安定的なキャリア形成のためにも、社会全体で早期離職の原因となる雇用管理の改善を支援して行くことが求められています。
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2021/documents/236_05.pdf
(新卒応援ハローワーク リーフレット)
https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/000913644.pdf