厚生労働省は10月19日、都道府県ごとに就職氷河期世代の活躍支援策をとりまとめ、進捗管理等を統括する「都道府県プラットフォーム」を全都道府県に設置した。就職氷河期世代が利用できる支援策を一元的に案内する「就職氷河期世代活躍支援プラン」のホームページも運用を開始している。「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)2019」の「就職氷河期世代支援プログラム(3年間の集中支援プログラム)」の一環として行うもの。
(就職氷河期世代活躍支援プラン)
https://www.mhlw.go.jp/shushoku_hyogaki_shien/
ポイント!
就職氷河期とは、概ね1993(平成5)~2004(平成16)年に学校卒業期を迎えた世代を指し、2020年4月現在、大卒で概ね38~49歳、高卒で概ね34歳~45歳の方となります。支援最終年の令和3度には249億円の予算規模で60以上の支援事業が予定されているとのことです。
不本意非正規の割合が高く、年齢からくる雇用面の制約も出て来ており当該支援の推進は待ったなしの状況です。