厚生労働省は10月23日、2020年版「厚生労働白書」を公表した。白書は2部構成で、
第1部のテーマは「令和時代の社会保障と働き方を考える」。平成の30年間の社会の変容を振り返るとともに、2040年にかけての変化の見通しを分析・整理し、そのうえで、今回のコロナウイルス感染症の影響も含め、今後の対応の方向性を示している。第2部「現下の政策課題への対応」では、厚生労働行政各分野の最近の施策の動きをまとめている。
(概要版)
https://www.mhlw.go.jp/content/000684406.pdf
(本文)
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/
ポイント!
概要版を見ましたが、高齢者の増加に関するトピックが多く平均寿命の推計や高齢者のみ世帯増加に伴う支え合いの変化予測について2040年頃の推計をグラフ化したものが衝撃でした。
一方少子化についてグラフ化したものは1頁の半分にあるだけであとは「少子化への対応が重要」等との文言が見られる程度です。以前よく目にした人口ピラミッド図の予測などはあまりにインパクトが強くて載せることも憚られたのかと変に勘ぐってしまった次第です。