金融庁は、株式の配当や売却益の一部に税金がかからないNISA(少額投資非課税制度)について、長期の資産形成に適した「つみたてNISA」に一本化し、恒久的な制度にするよう財務省に求めた。非課税で保有できる期間を無制限にし、投資枠の拡大も求めた。
https://www.asahi.com/articles/DA3S15404408.html
ポイント!
9/3の日経新聞のコラムにおいてもNISA一本化案のすべてが実現するかはわからない、としつつも内容を知ることはNISAなどを通じた長期の資産形成のヒントになろうとの考えで金融庁の改正要望について詳しく解説しています。
一本化されシンプルで使い勝手のよくなる新NISA拡充を進めることは、「投資による資産所得倍増を実現していきたい」政権の思惑とも合致するようですが、同時に富裕層を中心とした金融所得課税の強化が打ち出されるのでは、との甘くない見方も出ています。