物流網が危機的状況に陥る中で、今春の異動期は希望のタイミングで引っ越しできない多数の「難民」が発生する恐れが強まっている。引っ越し会社は企業に3~4月の繁忙期から転勤時期をずらすよう要請を始めた。雇用逼迫の時代、春に集中する人事異動など企業の重要イベントを分散させ、日本全体の生産性向上につなげる好機かもしれない。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26797770R10C18A2SHA000/
ポイント!
日経日曜版の1面は刺激的なフレーズが踊っていました! ヤマト運輸などの宅配業者が労働条件の見直しに踏み切り、好待遇を求めて引っ越し業のドライバーさんがそちらへ移籍したことに端を発しているとの事です。人手不足の深刻化は運輸業界のみにとどまりません。社会全体で繁閑のギャップの平準化や休暇の分散取得を進めるなど、従来のやり方からの脱却を迫られています。これを前向きな視点で提言する姿勢には好感が持てます。