法務省が3月8日下記の内容を公表した。
2016年に外国人の研修・技能実習の適正な実施を妨げる「不法行為」を行った受入れ機関は239に上った。「不正行為」の総数は383件で「労働時間や賃金不払い等に係る違反」が最多で134件(35%)。その他「不正行為隠ぺい目的の偽変造文書等の提出」や「申請内容と異なる他機関に技能実習させた」51件(13.3%)と続く。
ポイント!
同じ3月8日の日本経済新聞に「農業分野の外国人雇用を特区以外も検討」と見出しが大きく載せてありました。若年労働者の減少を補い農業振興につなげる狙いとの事ですが、不正行為を業種別に見ると毎年約1/3は農業漁業関係が占めています。日本語の不自由な彼らをだますようなことはどの仕事であれ決して許してはならないと思います。
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00124.html