厚生労働省の研究班は2014年度に喫煙が原因で余計にかかった医療費は約1兆4900億円で、国民医療費の4%近くを占めていたとする報告書をまとめた。患者数は100万人を超え、病気で入院し、働けないことによる損失額は約2500億円に上ると推計し、研究班は禁煙施策をより一層推進すべきだとしている。(日本経済新聞)
ポイント!
上記報告の中でショックだったのは、医療費1兆数千億円損失という金額の大きさもさることながら、喫煙により余計にかかったとされる医療費が「脳血管疾患」では喫煙者本人と受動喫煙者でほぼ同額であったことです(喫煙者本人:1,953億円/受動喫煙:1,941億円)
あと、この数字が本当なら、何故もっと禁煙政策や禁煙教育や禁煙運動が盛り上がらないのでしょうか?
5月31日は世界禁煙デーです。WHO(世界保健機関)からもたばこの害を訴えています。