●スポットワークに関する調査2025/連合

連合は1月23日、「スポットワークに関する調査2025」を発表した。短時間・単発で雇用されるスポットワークで働く(働いたことがある)15歳以上・1,000名へのインターネット調査。仕事上のトラブルを経験した人は約半数近い46.8%で、その内容(複数回答)は「仕事内容が求人情報と違った」(19.2%)、「業務に関し十分な指示や教育がなかった」(17.7%)など。
応募する際、雇用、業務委託など契約形態を確認「する(した)」は60.6%、「しない(しなかった)」は39.4%。就業先からの説明について、業務内容の説明をどこでも「受けたことがない」は24.5%、労働条件に関する説明をどこでも「受けたことがない」は26.5%。
現行の法制度の規定で労働者を守れるか検証し、ルールを整備していくことや、企業や労働者へのワークルールの普及・充実が必要、としている。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20250123.pdf

ポイント!
同日パーソル総合研究所からもスポットワークに関する定量調査結果の発表がありました。こちらはスポットワーカーをマネジメントする側の店長・管理者への調査も行っており、今後は人材の多様化とマネジメントの複雑化を見据えた現場マネジメント力の強化や工夫が必要であると述べています。
https://rc.persol-group.co.jp/news/202501231000.html