海外で働きたいとは思わない、60.4%/民間調査

産業能率大学は5日、「第7回新入社員のグローバル意識調査」結果を発表した。
「海外で働きたいとは思わない」が60.4%で、前回比3.3ポイント減。理由の1位は、
「自分の語学力に自信がないから」63.6%。

http://www.sanno.ac.jp/research/global2017.html
 
ポイント!
事業のグローバル化で海外経験は重視されますが、海外勤務は日本企業で働く会社員にとっては、その約4割ができればしたくない「転勤」(労働政策研究・研修機構2016年調査)の中の『転勤』とも言えます。調査結果の、問22_グローバル化は進めるべき(79.9%)だが問13_海外で働きたいとは思わない(60.4%)は新入社員だけの本音ではないでしょう。
ところで、10/9付けの日経新聞では海外駐在員の妻が夫の駐在中も自らのキャリアを模索し活躍する姿が特集されていました。「通信進歩で遠隔でも働ける」と前向きに仕事のネットワークを広げて行く逞しさに感心し、私自身もぜひ見習いたいと思います。