●少子化対策、「予算の先」見据えよ / 2023年1月14日 日経朝刊

岸田文雄首相は少子化対策に力を入れるという姿勢を示している。これを受けて政府は、子育て支援の予算を大幅に増やすようだが、次のようなことも忘れないでほしい。
第1は、目標を再検討することだ。少子化については二つの目標数値がある。一つは、アベノミクス新三本の矢(2015年)でも示されている希望出生率1.8(結婚したい人が全て結婚し、産みたいと考える子供が全部生まれた時の出生率)の実現であり、もう一つ...
(記事の一部)
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67581300T10C23A1EN8000/

ポイント!

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日経新聞のコラム「大機小機」の今回の内容は最近の少子化対策のバラマキ的なやり方に違和感を覚えていた者にはなるほどと腑に落ちるものでした。曰く低出生率の真の原因は何かを考えることの必要性、財源問題:将来世代に負担を押し付けない、人口減少社会を見据えた経済社会の仕組み作りなどの提言はいずれも難題ですがそれらを飛ばしては真の問題解決に至らないと感じました。