●精神障害は過去最多に 過労死等労災補償状況まとめる パワハラやカスハラが影響し 厚労省2026.08.07 【労働新聞 ニュース】

厚生労働省は、令和7年度の「過労死等の労災補償状況」を取りまとめた。精神障害に関する労災補償の請求件数、支給決定件数がいずれも増加し、過去最多となっている。請求件数は4958件で、前年度比1178件増と大幅に上昇した。支給決定件数は1082件と前年度から26件増加し、未遂を含む自殺件数は76件だった。精神障害に関する出来事として最も多かったのは「上司などからのパワーハラスメント」で、次いで「顧客や取引先、施設利用者などからの著しい迷惑行為」と「セクシュアルハラスメント」が多くなっている。
 過労死に関する労災補償全体の請求件数は6212件となり、前年度から1402件増加した。支給決定件数は5件増の1310件で、そのうち死亡・自殺(未遂を含む)は145件となっている。
https://www.rodo.co.jp/news/223497/

ポイント!
上記の「顧客や取引先、施設利用者などからの著しい迷惑行為」とはカスタマーハラスメントを指しており、防止措置を講ずることが今年10月1日より全事業主の義務となります。 
 従来のハラスメント防止措置に加えて、対応の実効性を確保するために必要な措置として「特に悪質と考えられるカスタマーハラスメントへの対処の方針をあらかじめ定め、労働者に周知し、当該対処を行うことができる体制を整備する」が求められていることにご注意ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/001662584.pdf