厚生労働省は、賃金のデジタル払い(資金移動業者の口座への賃金支払い)について、業者向けのガイドライン、指定申請書や労働者同意書等の様式、よくある質問と回答、労使向けのリーフレットを公表している。賃金の通貨払い原則の例外として、銀行口座等への振り込みに加え、労使協定の締結と労働者の個別同意を条件として厚生労働大臣が指定する資金移動業者の口座への支払いが4月1日から可能になる。
ポイント!
「給与のデジタル払い」「資金移動業者」「ペイロールカード」など耳慣れない言葉が多く出てくるので今まで敬遠しておりましたが、デジタル払い解禁が間近に迫っているとのことで慌てて少し勉強しました。
メリットは給与払いのデジタル化を解禁することが国全体のデジタル化を促すことに繋がり利用者の利便性が増すとのことです。反対に問題点として資金移動業者の経営破綻時の保全策やデジタル化ゆえのセキュリティー面での不安が残るとのことですが、デジタル化で世界から遅れを取る日本としてはどうしても進めていかなければならない宿題のようです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK085NR0Y1A200C2000000/