労働政策研究報告書No.188『壮年非正規雇用労働者の仕事と生活に関する研究 ―正社員転換を中心として』(2017年3月)

 「低学歴者や初職が非正規雇用の人の正社員転換率は低い傾向」「ハローワークを
利用した正社員転換の場合、転換できる確率は他の転職経路を利用した場合と比べ
統計的に有意に高い」ことなどを明らかにしています。
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2017/0188.html

ポイント
壮年非正規雇用労働者から正社員への転換率で、性別・年齢階層別・婚姻状態別いずれの属性においても有意差が見られる過去5年間の行動、経験を明らかにしています。さらに、過去に正社員から非正規雇用に転換した要因はその属性により大きく異なる為就職支援や対策もそれぞれ変えていく必要性が説かれており、興味深いレポートです。