地域別最賃の改定目安を答申 加重平均25円は過去最高/中央最低賃金審議会

中央最低賃金審議会は7月27日、2017年度地域別最低賃金額改定の目安について、塩崎厚生労働大臣に答申した。引上げ目安は、東京、愛知、大阪など「Aランク」が26円、静岡、京都、広島など「Bランク」が25円、北海道、石川、福岡など「Cランク」が24円、青森、沖縄など「Dランク」が22円。
全国加重平均は25円(昨年度は24円)で、最低賃金が時給で決まるようになった2002年度以降、最高額。

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000172722.html

ポイント!
日本経済新聞に「最低賃金が8月9日に答申云々」との記事がありました。今後は地方最低賃金審議会で審議されることになります。労使から異論がなければ改定は9月末以降になる見通しで、審議の流れは上記サイトの参考2を御覧ください。
大阪地方最低賃金審議会会長は「女性や20歳以下の若年層の時給水準は最低賃金に近く、生活改善のため引き上げる必要がある」とコメントしています。